うさぎ年の守り本尊「文殊菩薩」に会いに行こう!合格祈願にも<国内リストあり>

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卯年の守り本尊は文殊菩薩もんじゅぼさつです。

卯年の守り本尊 文殊菩薩 天龍寺

卯年(うさぎ年)の守護本尊である「文殊菩薩」をまつる神社・寺院は国内に数多く点在しています。

ここではグーグルマップに登録されている、文殊菩薩を祀る神社・寺院を都道府県別に掲載しています。

卯年の方は開運にお近くの文殊菩薩さまをたずね真言をとなえて、ご利益にあずかりましょう。

文殊菩薩は干支の守り本尊としてだけでなく、学業、知恵を授けてくださ仏さまとしてもご利益を授かることができるため、受験生も訪ねてみるとよいでしょう。

文殊菩薩のご利益

  • 智慧向上
  • 学業成就/合格祈願
  • 言葉の力強化
  • 知識拡大
  • 決断力向上

文殊菩薩は多くのご利益をもたらす仏様です。まず、智慧向上のご利益により、人々の知恵や理解力を高め、日常生活や仕事、学問において大きな助けとなります。学業成就の力も持ち、学業や研究に励む者にとって心強い存在です。

文殊菩薩は言葉の力を強化し、コミュニケーションや説得力を向上させることで、より良い人間関係を築くのを助けます。

知識拡大のご利益により、新たな知識やスキルを習得しやすくし、個人の成長をサポートします。さらには決断力向上のご利益があり、困難な状況でも適切な判断を下す力を与えてくれます。

文殊菩薩は人々の智慧を高め、学業やコミュニケーション、知識の拡大、決断力の向上を通じて、より豊かで充実した人生を送るための支えとなります。

また卯年の守り本尊であることから、子年生まれの人の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。

文殊菩薩様に会いに行ったら真言を唱え、ご利益を授かりましょう。

文殊菩薩の真言

「オン アラハシャ ノウ」

文殊菩薩の縁日

文殊菩薩の縁日は毎月25日です。うさぎ年にまつわることならこの日にお参りしましょう。お力添えにより運気が上がることでしょう。

日本各地の文殊菩薩 所在マップ

都道府県名をタップするとグーグルマップが開き、それぞれの地域の「文殊菩薩」のある神社・寺院の地図が表示されます。ブックマークしてご利用ください。

※文殊菩薩がないときは近隣のが表示されます
※グーグルマップに寄稿されていない、地元の人しか知らない文殊菩薩は表示されていません

文殊菩薩は実在した人!

文殊菩薩

文殊菩薩もんじゅぼさつ釈迦如来しゃかにょらいに仕える脇侍きょうじですが、単独でまつられていることもあるります。知恵と学問の仏として知られています。

文殊菩薩さまは実在した人です。

舎衛国しゃくえこく古代インドのコーサラ国にあった首都・南インド)のバラモンの子として生まれ、お釈迦しゃかさまについて出家し、お釈迦さまの死後は、そのの教えを修正・加筆し人々に伝えたと言われています。

お釈迦さまの考え方やその教えを上手に人々に伝えられる頭のよさ、判断力、理解力から「智慧」を授ける仏さまと慕われています。

「三人よれば文殊の知恵」日本三文殊

三人寄れば文殊の知恵 イメージ画像

「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります。

これは「大して頭のよくない凡人でも、三人集まればなんとか知恵が出るのも」という意味です。すばらしい知恵が出るものだということ。

そしてその三人を寺にたとえたのが

  • 山形県 大聖寺
  • 京都府 智恩寺
  • 奈良県 安倍文殊院

この3つの寺院です。それぞれをカンタンに紹介します。

松高山 大聖寺(亀岡文殊)<山形>

日本三文殊のひとつで創建年は807年(大同2年)。

こちらの「大聖文殊師利菩薩」は約1400年前、中国五台山より伝来し、伊勢国神路山(三重県伊勢神宮)に安置されていたのを、当時の奈良東大寺住職の徳一上人が天皇の勅命を受けてこの地に移されたと記録されています。

山形県屈指の受験祈願ポイントで、受験シーズンや国家試験の合格祈願などにたくさんの方がお参りしています。

本堂裏手に飲めば文殊様の知恵を授かれると言われている「利根水」があり、受験シーズンの目前には「受験合格米」の祈祷式が行われます。

御朱印も頂けます。

〒992-0321
山形県東置賜郡高畠町大字亀岡4028-1
TEL:0238-52-0444
■山形県のサイト

智恩寺<京都>

2つめの「三人寄れば文殊の知恵 」の智恩寺も知恵を授ける菩薩として、合格祈願や学業成就をねがう人々が全国各地から訪ずれる霊場。

創建年は808年(大同3年)。

平城天皇の勅願寺として建てられ、本堂内陣の「智恩寺」の寺号額は延喜四年(904年)に醍醐天皇から下賜されたものです。

宝形造りの文殊堂が天橋立智恩寺の本堂であり、ここに文殊菩薩をまつり、本尊とされています。

本尊は、1月1日〜3日、1月10日『文殊堂十日えびす』、7月24日『出舟祭』の期間のみ御開帳されています。

■文殊菩薩脇侍 善財童子優でん王像 (重要文化財)
■1501年落成(室町時代)の多 宝 塔 (重要文化財)
など重要文化祭も多い。

くぐり抜けると知恵がつくと言われる「知恵の輪」もあり。

〒626-0001
京都府宮津市字文珠466
TEL:0772-22-2553
■公式サイト

安倍文殊院 <奈良>

3つめの「三人寄れば文殊の智恵」は、大化元年(645)に創建された日本最古にあたる寺院「安倍文殊院」。

御本尊の「渡海文殊群像」は日本最大(約7m)で彫刻芸術家の快慶の作である国宝です。


広い境内には本堂や白山堂など、文殊池には浮御堂と見所の多い寺院で、敷地内には安倍晴明が天体観測をしたと言われる丘があります。

また境内には古墳が2基あって、西古墳には入ることができます。

日本最古クラスとあって国宝、重要文化財が多くカンタンには紹介できない寺院です。卯年ならずともぜひ一度は文殊様に会いに行ってみたい場所。

〒633-0054
奈良県桜井市阿部645
TEL:0744-43-0002 FAX:0744-46-3000
受付時間:午前9時~午後17時迄(年中無休)
■公式サイト

神社・お寺で文殊菩薩の御朱印をもらいましょう

神社では干支の守り本尊の御朱印を書いてもらうことができます。

お参りに行った神社でいただけるときはぜひもらっておきましょう。

■守護ご本尊はその昔から、おのおのの持って生まれた性質の長所をのばし、短所を抑えるように見守ってくれるといわれる守護仏で、生まれ年の十二支のご本尊を側において置くと福を招いて、天の恵みが受けられると言われています。

そのほかの干支の守り本護まいり