とり(酉)年の守り本尊「不動明王」に会いに行こう<国内リストあり>

記事に広告を含みます

とり年の守り本尊は不動明王です。

不動明王

とり年の守護本尊である「不動明王」をまつる神社・寺院は国内に数多く点在しています。

ここではグーグルマップに登録されている、不動明王を祀る神社・寺院を都道府県別に掲載しています。

とり年の方は開運にお近くの不動明王さまをたずね、真言をとなえてご利益にあずかりましょう。

不動明王のご利益

・除災招福
・悪魔退散
・修行者守護
・厄除災難
・現世利益のご利益

不動明王のお力をいただく本が出ていてます。興味が沸いたら一読してみましょう。

不動明王の縁日

不動明王の縁日は毎月28日です。
とり年にまつわることならこの日にお参りしましょう。お力添えにより運気が上がることでしょう。

不動明王の真言

「ナウマク・サマンダ・バザラ・ダン・カン」

日本各地の不動明王 所在マップ

都道府県名をタップするとグーグルマップが開き、それぞれの地域の「不動明王」のある神社・寺院の地図が表示されます。ブックマークしてご利用ください。

※不動明王がないときは近隣のが表示されます
※グーグルマップに寄稿されていない、地元の人しか知らない不動明王は表示されていません

日本三不動明王

日本国内には「日本三大不動明王」という不動明王が存在します。

  • 京都・青蓮院門跡=青不動=公開
  • 大津・三井寺=黄不動=非公開
  • 高野山・不動院=赤不動=通常非公開
    四月二十八日のみ公開

それぞれを紹介します。

京都 天台宗 青蓮院門跡の青不動明王絵像<国宝>

かつて「粟田の御所」とよばれた京都三大門跡のひとつ、青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)には国宝「青不動明王絵像」があります。

高野山の赤不動、三井寺の黄不動とならび日本三不動としても有名です。

不動明王は、五色(青・黄・赤・白・黒)に配せられることがあり、赤不動、黄不動、目黒不動などに分けられます。その中で青色は、中央に位置し、五輪塔婆の頂上の宝珠形となるため、「不動明王中の不動明王」という地位を占めています。

青不動の力
青不動明王は、「自分さえ良ければいい」という自己中な考えを焼き尽くし、その上で諸願成就をめざして正しい道へと導いてくださるといいます。

青不動のご利益
・身に降りかかる災いをおさめる
・信念を持って努力していることが報われ 道がひらける
・物事が達成される
・弱い心に 打ち勝ち、自分の悪いところを正す力をいただく
・病やけがなど病魔に冒されたところが回復する

製作時期は平安時代の中期、11世紀ごろと言われ、日本国内の仏教絵画史の最高傑作のひとつとして、いち早く国宝に指定されました。大きさは、縦203㎝、横149㎝の大作の絹本礼拝画像です。

一般公開はされておらず、ご開帳の日のみ拝見することができます。

青蓮院門跡
〒601-8473
京都府京都市南区九条町1
TEL:075-691-3325
営業時間 5時00分~17時00分

■公式サイト

滋賀・園城寺(三井寺)絹本着色不動明王像<国宝>

三井寺の名で知られる、天台寺門宗の総本山。ふだんは絶対に目にすることのできない国宝・絹本着色不動明王像(黄不動尊・根本画像)が保有されています。

秘仏中の秘仏のため、20世紀での一般公開はこれまでに数えるほどしか行われていません。

この像は、三善清行撰の「天台宗延暦寺座主円珍伝」によると

「承和五年(838)の冬、山中にて修行中の円珍の目前に「魁偉奇妙(かいいきみょう)」な「金人(きんじん)」が出現し、 円珍は直ちに画工に命じて写し取らせた」

と説明されています。

黄不動画像はいくつか伝えられていますが、 三井寺の最古本はその原本とされています。

〒520-0036
滋賀県大津市園城寺町246
TEL:077-522-2238
時間:8時00分~17時00分
■公式サイト

高野山別格本山 明王院  赤不動明王

明王院は不動明王を本尊とし、延喜7年(906年)済高大僧正が西谷に開基した12ヶ院のひとつで、高野最古の寺院の部類に入ります。

日本三不動のひとつとして知られる赤不動明王を本尊としてお祀りしており 通称「 赤不動」と呼ばれています。

秘仏の本尊「赤不動明王」のご開帳は毎年4月28日。ただし晴天の日に限るのだそう。拝見に行くなら天気予報をチェックしましょう。

高野山別格本山 明王院

〒648-02
和歌山県伊都郡高野町大字高野山146
0736-56-2106(代)
公式サイト

不動明王の御朱印をいただこう

神社では干支の守り本尊の御朱印を書いてもらうことができます。


お参りに行った神社でいただけるときはぜひもらっておきましょう。

■守護ご本尊はその昔から、おのおのの持って生まれた性質の長所をのばし、短所を抑えるように見守ってくれるといわれる守護仏で、生まれ年の十二支のご本尊を側において置くと福を招いて、天の恵みが受けられると言われています。

そのほかの干支の守り本護まいり