ひつじ年・さる年の守り本尊「大日如来」に会いに行こう<国内リストあり>

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ひつじ年・さる年の守り本尊は大日如来です。

大日如来像

うさぎ年・さる年の守護本尊である「大日如来」をまつる神社・寺院は国内に数多く点在しています。

ここではグーグルマップに登録されている、大日如来を祀る神社・寺院を都道府県別に掲載しています。

卯年の方は開運にお近くの大日如来さまをたずねて真言をとなえ、ご利益にあずかりましょう。

大日如来のご利益

・「現世安穏」現世では安穏に生活でき、後生ではよい世界に生まれること
・願望成就

大日如来には悟りを得るためには「金剛界大日如来」と「胎蔵界大日如来」の大日如来が揃うことが必要とされます。金剛界大日如来と胎蔵界大日如来は見た目が少しちがいます。

金剛界大日如来は、「智拳印(ちけんいん)」という忍者が忍術を使うときにするような手の形をし、胎蔵界大日如来は、座禅を組むときのような手の形である「法界定印(ほうかいじょういん)」をしています。

真言も2パターンあり、

金剛界:オン アンビラウンケン
胎蔵界:オン バサラダトバン

となっています。

大日如来は守り本尊の中でもとりわけ奥が深いので、もっと知りたい方は専門書を読んでみることをおすすめします。

大日如来の世界

大日如来の縁日

大日如来の縁日は毎月8日です。未年・申年にまつわることならこの日にお参りしましょう。ご加護とご利益、お力添えにより運気が上がることでしょう。

日本各地の大日如来 所在マップ

都道府県名をタップするとグーグルマップが開き、それぞれの地域の「大日如来」のある神社・寺院の地図が表示されます。ブックマークしてご利用ください。

※大日如来がないときは近隣のが表示されます
※グーグルマップに寄稿されていない、地元の人しか知らない大日如来は表示されていません

国宝の大日如来

日本国内には2つの国宝の大日如来像が存在します。

奈良・ 円成寺 大日如来坐像<運慶作>

名勝庭園がある真言宗の寺。平安時代末期の浄土庭園が楼門前に広がるお寺。平安時代末期に作られた運慶の『木造大日如来座像』と春日大社から移築された現存最古の社『春日堂・白山堂』の二つの国宝を持つ。

相応堂でが大日如来を目の前で拝観できる。

〒630-1244
奈良県奈良市忍辱山町1273
TEL:0742-93-0353
■公式サイト

大阪・天野山 金剛寺 大日如来

大日如来像をはじめ5点もの国宝と2点の重要文化財を所有するお寺。

密教の図像でも特殊な形式と考えられる尊勝曼荼羅〔そんしょうまんだら〕を、大日如来(平安時代)、不動明王(鎌倉時代)、降三世明王(鎌倉時代)の一組であらわしています。
平成大修理の大規模調査の結果、胎内にあった墨書から、「不動明王坐像」は仏師・快慶の高弟、行快(ぎょうかい)の作で、天福2(1234)年に完成したこと が判明。また、3体がそろうまで約50年という歳月がかかっていたことも判明し、平成29(2017)年3月10日、国宝に指定されました。
※公式サイトより抜粋

国宝三尊像は御開帳の日しかお会いすることができません。日時は公式サイトで確認できます。(ちなみに2020年の特別公開は11月1日~5日)

〒586-0086 大阪府河内長野市天野996
TEL:0721-52-2046
E-mail:amanosan-kongouji@nike.eonet.ne.jp
公式サイト

大日如来の御朱印をいただこう

神社では干支の守り本尊の御朱印を書いてもらうことができます。

お参りに行った神社でいただけるときはぜひもらっておきましょう。

■守護ご本尊はその昔から、おのおのの持って生まれた性質の長所をのばし、短所を抑えるように見守ってくれるといわれる守護仏で、生まれ年の十二支のご本尊を側において置くと福を招いて、天の恵みが受けられると言われています。

そのほかの干支の守り本護まいり