もしあなたが巳年(へびどし)生まれで、「どうしてもお金が貯まらない」と感じているなら――
それは能力や運のせいではありません。
巳年の人は集中力に優れ、物ごとを深く掘り下げる力を持っています。ただ、その“掘り下げる力”が強いがゆえに、いったん決めたことや持ち物、人間関係や買い物に執着しやすく、結果としてお金の流れを自分で固くしてしまうことがあります。
ここでは、干支の特徴と守護本尊・普賢菩薩の教えから、「手放し」と「実践」で金運を軽やかに巡らせるヒントをお届けします。
巳年の人がお金を貯めにくい理由
巳年生まれは、物ごとを見極める目が鋭く、意志が強いタイプ。「良い」と決めたら徹底して続けられる粘り強さがあり、周囲からは頼りにされます。
一方で、完璧を求めるあまり「途中でやめる」「方向転換する」ことが苦手。
・使っていないサブスクを「いつか使うはず」で残す
・すでに合わなくなった習いごとや投資を「ここまでやったから」で続ける
・買った物を「もったいない」で手放せない
――こうした小さな“維持コスト”が積み重なり、気づけば財布の息が詰まります。
けれど、それは浪費癖ではなく、「見極める責任感」の裏返し。だからこそ、巳年の金運を整える鍵は、執着をやめ、不必要なものは手放して流れを作り直すことにあります。
普賢菩薩が教える“手放し×実践”の智慧
普賢菩薩は、行動と実践を司る仏さま。
「良いと思うことを、静かに具体的に続けなさい」と教えます。つまり、巳年の人に大切なのは、思考で握りしめるより、小さく手放し、小さく始めて、静かに続けること。
手放すことで空いた“余白”に、新しいチャンスとお金の流れが入り込んできます。焦らず、比べず、昨日より一歩だけ前に。それが普賢菩薩の智慧にかなう、いちばん強い金運術です。
巳年のあなたにおすすめの3つの行動
- ① 月に一度、「固定費を1つやめる/見直す」
使っていないサブスク・保険・倉庫化したレンタル等を棚卸し。“今の自分”に合うかだけで判断し、合わなければ手放す。 - ② 「買う前に3行メモ」ルール
(1)何のため (2)どのくらい使う (3)いつまでに回収できるか
この3行を書き出してから決めると、直感が“智慧”に変わります。 - ③ 「7日間だけ」実験的ミニ節約
完璧主義をやめ、短期の実験に。7日続いたら次の7日へ。小さなステップがもっとも最も早く習慣化できます。
まとめ|軽くなるほど、運は巡る
巳年のあなたは、もともと見極める目と集中力に恵まれています。
合わないものを静かに手放し、小さく実践を積み重ねれば、お金の流れも、心の流れも、驚くほど軽やかに整っていきます。普賢菩薩の穏やかな導きとともに、今日から“軽く、静かに、続ける”を合言葉に。
※この記事は信仰をすすめるものではなく、干支文化と守護本尊の教えを暮らしのヒントとして紹介しています。