五黄土星の年は天災に見舞われる一年になる！？

五黄土星の年は天災に見舞われる一年になるという説があります。

それはなぜなのでしょう？そして実際に五黄土星の年には天災が起こったのでしょうか？詳しく調べてみました。

腐敗、破壊する作用を意味する五黄の土
「五黄土星」の年は災難や天災が多い！
1. 「五黄土星」の年の天災と事件
備えをして「五黄土星」をすごしましょう

腐敗、破壊する作用を意味する五黄の土

九星気学で言うと、2022年(令和4年2月4日～平成５年2月3日）は「五黄土星」の年になります。

五黄土星の「五」は中央、中心を意味する五で、九星の中央に位置し他の星を支配して、そのために「帝王の星」とも呼ばれています。

宇宙には「木」「火」「土」「金」「水」の五気があるといわれ、人間には五臓があり、感覚には五感、「五」は中央にいて万物を支配・統制し、天地万物の変化推移を司る働きを意味しています。五黄の「黄」は、九星が生まれた中国大陸の大地、黄土の色、そして地球を表します。

土星の「土」は、土の働きを意味しいて「つち」は野菜が育つように物を育てたり、堆肥を付くときのように腐敗させたり、土のうの様に蓄積したりする働きがありますが、五黄の土は「腐敗、破壊する作用」を意味しています。

この相反する両極端な作用が一緒になっているのが五黄土星の大きな特徴です。

そして2022年(令和4年）の星は「五黄土星」という、混乱、腐敗、強情、荒涼、天変地異、事件などあまり良くない意味の星になります。

「五黄土星」の年は災難や天災が多い！

９年に一度めぐってくるこの年には、事故、天災、異常気象などが起こりやすいと言われています。

実際に記録的な大噴火と大地震が数多く起こっています。そして今年2022年1月15日には南太平洋トンガ諸島の火山島「フンガ・トンガフンガ・ハアパイ」で記録的な大噴火が起こりました。関東大震災、明治三陸地震も五黄土星に起こっています。

また、天災だけでなく災難も多いと言われる五黄土星の今年2月、ロシア・ウクライナで戦争ともいえる大きな衝突が起こりました。歴史を見ると「日露戦争」「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」もこの五黄土星の年に勃発しています。これは偶然なのでしょうか。

やはり五黄土星はしっかりと気を引き締めたい年と言えるでしょう。

追記：2022年7月24日には桜島が噴火し、もっとも危険とされる噴火警戒レベル５（避難）が発令されました。

＜参考資料：桜島の噴火レベル＞

「五黄土星」の年の天災と事件

これまでの「五黄土星」の出来事を調べました。

・1707年(宝永4年10月4日）宝永地震マグニチュード8.4　巨大地震と大津波が発生
・1707年（宝永4年11月23日）富士山が噴火（宝永大噴火）
・1896年（明治29年）明治三陸地震マグニチュード8.2明治三陸大津波（死者2万名）
・1905年（明治38年）日露戦争･芸予地震
・1914年（大正3年）第一次世界大戦勃発
・1923年（大正12年）関東大震災発生
・1923年（昭和7年）上海事変 / 五・十五事件発生
・1941年（昭和16年）第二次世界大戦勃発
・1950年（昭和25年）朝鮮動乱勃発 / 長野県の浅間山が噴火
・1959年（昭和34年）伊勢湾台風上陸（死者、行方不明者５千人）
・1968年（昭和43年）十勝沖地震発生
・1977年（昭和52年）有珠山大噴火、史上最悪の企業倒産
・1986年（昭和61年）スペースシャトル爆発、チェルノブイリ原発事故発生
・1995年（平成7年）阪神・淡路大震災
・1995年（平成7年）地下鉄サリン事件発生
・2004年（平成16年）鳥インフルエンザ発生 / 新潟県中越地震
・2004年（平成16年）スマトラ島沖地震 M9.3 津波などにより14カ国以上で22万人以上死亡
・2013年（平成25年）猛暑・高知県四万十市では全国史上最高の41.0度を観測
・2013年（平成25年）淡路島で震度6弱の地震
・2022年（令和4年）1月トンガ諸島大噴火
・2022年（令和4年）2月ロシア、ウクライナに大規模攻撃を始める
・2022年（令和4年）3月福島県沖で地震　宮城県、福島県で震度6強