干支のパワーストーン(守護石)で運気アップ!十二支の守護エネルギーを知ろう

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干支のパワーストーン

干支(十二支)にはそれぞれに守り神の「守護神」があり十二支守護本尊として知られています。そして干支には守護石もあります。

ここでは守護石のいわれと各干支の守護石を紹介します。

パワーストーン(守護石)とは

いまの時代に”パワーストーン”と呼ばれる天然石の歴史は、平安時代から鎌倉時代にはやった浄土経典である『**無量寿経』に載っている、金・銀・瑠璃(るり)・珊瑚(さんご)・琥珀(こはく)・硨磲(しゃこ)・瑪瑙(めのう)の「七宝」までさかのぼります。

西暦800年ごろにはすでにパワーストーンと人は関わっていたことになります。

その昔は「七宝」の中から選ばれていた守護石はいつしか守り本尊のご神体色、十二支のもつ色の意味かどから各干支の”守り色”なり、各色の天然石(パワーストーン)が守護石にするようになってきたと考えられています。

**「無量寿経」(むりょうじゅきょう)とは、大乗仏教の経典の中のひとつで、原題を『スカーヴァティーヴューハ』(極楽の荘厳という意)といいます。 大乗仏教とは、仏教の二大流派のひとつです。

各干支のパワーストーン(守護石)

🐭 子年(ねずみどし)|アメジスト

意味:冷静と直感、心の浄化を象徴する石。
紫水晶とも呼ばれ、古代ギリシャでは「酒に酔わぬ石」として神事に使われました。透明感のある紫色は心を鎮め、思考を整える波動を持つとされます。
主な産地はブラジル・ウルグアイ・ザンビアなど。仏教では七宝のひとつ「瑠璃」に通じ、観音菩薩の慈悲と調和の象徴とも言われています。

🐮 丑年(うしどし)|スモーキークォーツ

意味:忍耐と安定、地に足をつけるグラウンディングの石。
淡い茶色から黒褐色の煙色を持ち、スコットランドのハイランド地方では「国石」とされています。古くはドルイド僧が冥想の際に使用したと伝わり、精神の落ち着きを導く石として重宝されました。
日本でも「地の力」を象徴し、勤勉で堅実な丑年にふさわしい石です。

🐯 寅年(とらどし)|タイガーアイ

意味:洞察力と決断力、成功を引き寄せる石。
金色と茶色の縞模様が光を反射して“虎の眼”のように輝くことから名づけられました。
古代ローマでは兵士の護符とされ、中国では「邪気を睨み返す石」として魔除けに用いられました。
産地は南アフリカ共和国が有名で、勇気と勝負運を司る寅年の守護石とされています。

🐰 卯年(うさぎどし)|ローズクォーツ

意味:愛情と癒し、心のやさしさを象徴する石。
淡いピンク色の石英で、アフロディーテ(愛の女神)の伝承にも登場します。マダガスカルやブラジルが主な産地。
仏教では慈悲の心を高める「菩薩の光」に通じるとされ、柔和な卯年の性質と響き合います。

🐉 辰年(たつどし)|ラピスラズリ

意味:真実と叡智、天の加護を象徴する石。
深い青に金色のパイライトが散る姿は、夜空の星を思わせます。古代メソポタミアやエジプトでは王族・僧侶のみが扱う“聖なる石”でした。
仏教では薬師如来の浄土「瑠璃光浄土」にちなみ、悟りと真理を導くとされます。主な産地はアフガニスタン・チリなど。

🐍 巳年(みどし)|マラカイト

意味:変化と守護、再生の力を宿す石。
濃淡の緑が同心円状に重なる模様を持ち、古代エジプトでは護符として棺に納められました。“緑の孔雀石”とも呼ばれ、クレオパトラが粉末にしてアイシャドウに使ったと伝わります。
巳年の「脱皮・成長」の象徴と深く響き合います。主要産地はコンゴ共和国、ロシアのウラル地方など。

🐴 午年(うまどし)|サンストーン

意味:希望と情熱、成功の象徴。
オレンジや赤の光が内部できらめき、太陽のような輝きを放ちます。北欧の伝承では「太陽神の石」と呼ばれ、古代の航海士が方角を知るために用いたとも伝わります。
インドやノルウェーで採掘されることが多く、前向きな午年のエネルギーと好相性です。

🐑 未年(ひつじどし)|ペリドット

意味:再生と希望、心を明るくする石。
透明感のあるオリーブグリーンが特徴で、火山のマグマから生まれる希少な鉱物です。古代エジプトでは「太陽の宝石」と呼ばれ、クレオパトラが愛したとも伝承されています。
夏の夜空に輝く星・蠍座の主星の周囲にもこの鉱物が検出されており、“宇宙の石”とも呼ばれます。

🐒 申年(さるどし)|シトリン

意味:繁栄と創造性を高める石。
黄金色の水晶で、かつて商人たちが財布に入れて「富の守り石」としました。ブラジル、マダガスカル、スペインなどが主な産地。
仏教では「功徳を積む黄金の光」を象徴し、智慧と明朗さを授けるといわれます。

🐓 酉年(とりどし)|アクアマリン

意味:調和と旅の守護、言葉の清めをもたらす石
透明な水色が海を思わせ、“人魚の涙”と呼ばれます。古代ローマでは航海安全のお守りとして用いられ、持ち主の言葉を穏やかにすると信じられてきました。
産地はブラジルやパキスタン。酉年の「伝達と社交」の力を静かに後押しします。

🐕 戌年(いぬどし)|ガーネット

意味:誠実と献身、努力を実らせる石。
深紅から黒に近い色まで多様で、“情熱の結晶”として古代エジプト・ギリシャでも愛されました。
中世ヨーロッパでは騎士が戦地へ赴く際に「帰還の石」として身につけたと伝わります。誠実さを大切にする戌年にふさわしい守護石です。

🐗 亥年(いのししどし)|オニキス

意味:意志と防御、忍耐を象徴する石。
漆黒に艶めく姿が印象的で、古代インドでは戦士の護符として用いられました。古代ギリシャ語で「爪」を意味し、悪意や迷いを断ち切る力があるとされます。
産地はブラジル・インド・中国。勇気をもって前進する亥年の魂を支える守護石です。

守護石につていのQ&A

守護石(パワーストーン)についての質問集です。

Q:守護石と誕生石のどちらも持っていていいですか?

A:かまいません。
自分が持っておきたい、気になる、と感じた石を持てばいいので、「誕生石」とか「守護石」とかくくりをせず気になった石を手元に置きましょう。組み合わせの相性はありますが、これとこれを合わせると運が悪くなる、なんてことはありません。

Q:おみくじについている守護石は一年経ったらどうすればいいですか?お守りのように返却するのですか?

A:キープしておいていいです。
でもどうしても気になるなら、おみくじを引いた神社などに守護石をどうすればいいか聞いてみるといいでしょう。

Q:守護石はちがう種類をいくつも持っていてもいいですか?

A:自分が持ちたいと思ったら持っていていいです。石同士が反発する、なんてことはありません。

Q:守護石を人にプレゼントしてもいいですか?

A:守護石(パワーストーン)の効果といわれるのは見えない世界の話です。なので「見えない世界を信じない」人には上げない方が無難かと思われます。プレゼントをしたい人が不思議な世界や目に見えない世界を信じていると確信できるのなら、プレゼントしてもいいかもしれません。

Q:守護石の色が変わったような気がしますが?

A:天然石の性質によって、太陽の光で色があせたり鮮やかさが減ってしまうものもあるようです。
「エネルギーが減った」などという観点からは本サイトでは分かりません。買い求めたお店にたずねてみてはいかがでしょう。

Q:守護石はほんとうに自分を守ってくれますか?

A:守護石を持つことで心理的に応援されている、見守ってもらっている、味方がいる、という心強さが生まれてきます。その中であなた自身が心にしっかりとした芯を持つことができ、成就したいことや問題に毅然と立ち向かう強さを持つことができます。

守護石を持つことで自分で自分を守ることができます。しかしそこには本当に守護石のパワーやエネルギーがあなたを後押しをしてくれているかもしれません。

まとめ

干支ごとに響き合う石は、単なるアクセサリーではなく“自然の調律器”のような存在。その年の気と、自分の内なる流れを整える助けになります。

仏教では「石にも心がある」と説かれるように、石を敬い大切に扱うことが開運の第一歩です。日々の暮らしに、静かな祈りを込めた一粒を取り入れてみてはいかがでしょう。

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