「一粒萬倍の御神水」で銭洗い!金運アップのご利益を 阿那稲荷神社(東京・品川神社)

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一粒万倍の御神水

一粒万倍日の運気をさらにアップしてくれそうなのが、都内でも屈指のパワースポットと呼ばれている東京・品川の「阿那稲荷神社」(読み方:あないなりじんじゃ)にある「一粒萬倍の御神水いちりゅうまんばいのごこうずい」です。

ネーミングはそのままズバリ「一粒万倍」ですから、ご神水のご利益に期待が高まります。

「一粒萬倍の御神水」はどんなところにあるのか?銭洗い、お水取りはどうやるのか?

源頼朝みなもとのよりともが創建し、徳川家康とくがわいえやすが関が原の戦いの前に戦勝祈願して見事に勝利した「品川神社」の境内にある「一粒萬倍の御神水」へ、実際に足を運んできました。写真たっぷりで紹介します。

※記事の終わりの方には待ち受けに使える画像を置いています。金運アップのお守りにどうぞ。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)について

「阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)」は品川神社境内にある小さな稲荷社です。上社に「天の恵みの霊」下社に「地の恵みの霊」を祀るめずらしい形の稲荷社。

上杜に祀られているのは、宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)で、商売繁盛、五穀豊穣を願う神さまです。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)上杜

朱色の奉納鳥居をくぐり抜けると上杜があります。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ) 一粒万倍の御神水

こちらが上杜。手入れが行き届き大切にされていることが分かります。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)

中央には五穀豊穣を願う稲穂をあしらった賽銭箱入れが。稲穂とご縁にかけて五円玉でお参りしました。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ) 上杜

上社へ向かって並ぶ鳥居は途中から右下へ下る鳥居に分かれています。「下社はこちらです~」と案内せんばかりに下社への階段を見つめるお稲荷様がいらっしゃいます。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)

促されるように、下へ降りる石段を下りて行きます。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)一粒万倍の御神水

雨の日に行く方は足元にご用心!たぶん滑ります。ゴム底の靴やスニーカー、長靴などで行った方がいいと思います。

天気のいい日でしたがヒンヤリとした空気が漂っていて、パワースポットらしさ満天の雰囲気です。

薄暗い中石段を下って行くと「地の恵みの霊」を祀る阿那稲荷神社下社が現れます。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)下杜

「一粒萬倍の御神水」があるのはこちらの下社。

歴史を感じる趣の社には一粒万倍の文字が入り口に掲げられています。

一粒万倍の御神水

下社には

「大国主恵比寿神社(おおくにぬしえびすじんじゃ)」
「天王白龍辨財天社(てんのうはくりゅうべんざいてんしゃ)」
「八百萬神社(やおよろずじんじゃ)」

の3つの祠(ほこら)があります。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)下社

商売繁盛と漁業の神・恵比寿さま、 金運・技芸上達・縁結び・恋愛成就・学業成就・出世・勝運とありとあらゆるご利益をもたらす弁財天、そして八百万の神と、オールマイティさに驚かされます。

ご利益の種類が多く、多方面に渡りご祈願したい方にはありがたい神社となっています。

※肝心の社の撮影を忘れていたので行かれた方のツイートを貼っておきます。

金運アップの霊泉「一粒萬倍の御神水」

そんな多くの神さまを祀る稲荷社にあるのが今回紹介する「一粒萬倍の御神水」です。

一粒万倍の御神水

中に入るとひんやりした空気が漂っていて、ひとりっきりでいるのは少し勇気がいるくらい。東京の真ん中にこんな自然に囲まれたしっとりとした場所があるのだと驚きました。

徳川家の御門・三つ葉葵がここにもあしらわれています。

一粒万倍の御神水

一粒万倍と彫られているお水取り場

一粒万倍の御神水

龍の口から御神水が流れています。

一粒万倍の御神水

御神水の側には説明書きがありました。

一粒万倍の御神水

『万物は「天・地・水」の恵みを受けて生成化育し、米は一粒の種より萬倍の稲穂となる。当稲荷神社は「上社」が「天の恵みの霊」を「下社」が「地の恵みの霊」と「御神水」をお祀りする。家門・家業の繁栄を祈り、印鑑・銭にこの水をそそぐが吉。また、持ち帰りて家・店の入口・四隅にそそぎ、清く明るき心を持って暮らし・商売するが吉。そそぎし銭の一部は門前・北品川の商家にて使用するが吉。』

印鑑や小銭に御神水を流すとよいとのこと。

さらに「ここで洗ったお金は、門前・北品川の商家にて使用するが吉」とあるのは、品川神社の道向かいにある「北馬場参道通り商店街」のことでしょう。

北馬場参道通り商店街

地域の繁栄を願って書き足されたのだと思います。北馬場参道通りには東海道時代を彷彿とさせる古いお店がたくさんあるのでぜひお買いものをしてはと思います。

「一粒万倍の御神水」の銭洗い、お水取りの仕方

1.上社に参拝する
2.下社に参拝する
3.カゴに印鑑や銭を入れて神水で洗う
(洗ったお金や印鑑は出来るだけ早く使うが吉)
4.ペットボトルなどにお水取りをする
家やお店の入り口と四隅に撒くと吉

金運アップを願って、しっかりと洗いました!!

一粒万倍の御神水

銭洗いのようすを動画で撮りました。
現地に行けない方は、自分のお札・小銭を洗うつもりでご覧になるとよいでしょう。

お水取りは持っていったペットボトルにひしゃくで入れていただきました。

一粒万倍の御神水

持って帰って玄関と部屋の四隅に撒かせていただきました。

一粒万倍の御神水

「一粒万倍の御神水」で注意すること

  • 御神水が飲めるとはどこにも書いてないので飲んだりしない方がいいです
  • 午後5時で閉門となります
  • 蚊が多いです(たくさん刺されました)温かい時期に行くなら虫よけを!

蚊に刺されてからはかゆくてかゆくて、せっかくじっくりとお参りしたかったのに気がそれて集中できなかったです。虫よけスプレーなどをしてから行かれた方がいいです。

一粒万倍のお守り「一粒守」

阿那稲荷神社のある品川神社のお守り授与コーナーには一粒万倍のお守り「一粒守」がありました。

一粒万倍日 お守り

「一粒の願いが万倍にも実り たくさんの願いがかないますように」との願いが込められたお守りです。

2㎝ほどの小さなお守りで、お財布の中に入れたりスマホに下げたりと気軽に持ち歩けるサイズです。500円。今回購入した紺色のほかにピンクと白がありました。

待ち受け画像

よい写真が撮れましたので貼り付けておきます。金運アップに、一粒万倍日のパワーアップに、スマホの待ち受けとして、またお守りとして保存されたらと思います。

一粒万倍の御神水

一粒万倍の御神水

一粒万倍の御神水 まとめ

おそらく日本で唯一ここだけの「一粒万倍の御神水」、そして銭洗いとお水取り場は、大都市東京のど真ん中、品川にありながらも、まるで山奥のひっそりと佇む神社に来たような神秘的な静寂に包まれた場所でした。

東京十社に数えられる品川神社はこのほかにも大変めずらしい「双龍の鳥居」や「富士塚」などもあり見どころが満載です。

一粒万倍日には時間を取ってぜひ行ってみてはいかがでしょう。印鑑と空のボトルも忘れずに!

「阿那稲荷神社」情報

品川神社公式ホームページ
〒140-0001 東京都品川区北品川3丁目7
品川神社境内
TEL:0334745575
アクセス:北品川駅徒歩5分/新馬場駅徒歩3分

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